ここに二つの家族がいます。
一方は、善人ばかりいる「善人家族」。
もう一方は、悪人ばかりの「悪人家族」。
どちらの方がより良い家族でしょうか?
実は、
「善人家族」はケンカが絶えない
「悪人家族」はケンカにならない
となるのです。
なぜかと言えば、
「善人家族」は常に自分が善人になりたがるから、「私は悪くない」と言い張り相手を責めます。
「悪人家族」は自分が悪人になりたがるので、「私が悪い」「俺が悪い」と言い合うのでケンカになりません。
たとえば、お皿を割ってしまったとして、善人家族では「自分は悪くない」というところから始まるから、「誰がこんな所に置いたのか?」と他人を責めます。
悪人家族であれば、「不注意だった自分が悪い」と一方が言い、他方で「私の方こそそんな所に置いてしまってごめんなさい」というやりとりになるわけです。
ここで言う〝悪人家族〟を皆で目指したいですね。
総本山第五十七世日正上人の御詠に、
「なにごとも おのが因果の報いぞと 思う心が仏なりけり」と。
今月も共々に信心の歩みを進めてまいりましょう。

