宣照寺創立20周年記念法要 講頭祝辞

宣照寺総代の寺川でございます。

僭越ではございますが、
当山信徒を代表し、祝辞を申し述べさせていただきます。

本日は、法光山宣照寺創立二十周年記念法要に当たりまして、

宗会議員・群馬県太田市の正見寺御住職・野村良威御尊師、

埼玉県川越市の本種寺在勤・堀田明格御尊師には、

御法務、誠にお忙しい中、また遠路のところ、御臨席を賜り、
信徒を代表して、厚く御礼申し上げます。

宣照寺は、2006年3⽉18⽇に、
河原義明⽒御夫妻の尊い寄進により建⽴されました。

本堂に御安置されている御本尊様は、第67世⽇顕上⼈が御在職中に
お認(したた)めくだされたお筆⽌めの御本尊様であり、
第68世⽇如上⼈猊下様により落慶⼊仏法要の奉修を賜りました。

両猊下の深い御慈悲によって落慶した寺院は、
全国的にも非常に稀であり、私たちにとりまして、
これ以上なく有難いお寺で信心に励ませていただいております。

宣照寺が落慶してから、20年。
⽣まれたばかりの⼦供が立派に成人を迎え、
自らの足で新しい未来へと歩み始める節目にあたります。

まさに本日は、これからの宣照寺にとって、
大人の力強さを持って折伏活動に励み、
両猊下への御報恩の誠を尽くしていくための、
新たな幕開けとなる日であります。

この創立20周年という佳節を機に、
宣照寺支部のスローガンを刷新すべく、
年初より皆様に募集いたしましたところ、
合計9題の素晴らしいご応募をいただきました。

どなたが、どのスローガンを応募なさったか、
お名前を一切伏せた状態で、
幹事会にて、厳正なる無記名投票を行いました結果、
新しいスローガンは、

「お寺に行こう、宣照寺」

と決定いたしました。

あまりにもシンプルで、
一瞬、「えっ」とお思いになられた方もおられるかもしれません。

しかしながら、これも全て、
御本尊様が今現在の宣照寺支部に最も必要な実践内容を、
このスローガンを通して御示しくださったものと拝しております。

20周年の記念法要を、
単なる歴史の通過点とするのではなく、
私たちがこの宣照寺に参詣できていることへの感謝をもって、
今一度、この20年間を振り返ってみたいと思います。

初めて宣照寺に参詣した日の心地よい緊張感や、
その時に御住職が温かく笑顔で迎えてくださった、忘れられない瞬間の記憶も。

心が折れそうになった時、御住職の温かくも力強い一言に救われ、
再び前を向くことができた感謝の思い出も。

御住職が共に折伏してくださり、
新入信者の方が初めて宣照寺の御本尊様の前に座られ、
御授戒をいただかれた時の、言葉にできない歓喜も。

講中の仲間が苦境に立たされた時、共に宣照寺に参詣し、
我が事のように唱題して支えあった同志との絆も。

初めは小さな子供だった少年部員が、
今では立派な青年部員へと育ち、
お寺の行事を頼もしく手伝ってくださる姿に見る、未来への希望も。

どんな時も、私たちの人生の中心には、いつも宣照寺があります。

お寺の清掃活動や、各行事の準備等、
誰の目にも触れないところで、
黙々とお寺を護り続けてこられた、陰の功労者も多くおられます。

また、お寺の基礎を築いてくださった先輩方の中には、
この20年の間に、惜しまれつつも霊山浄土へと旅立たれた方々もおられます。

雨の日も風の日も、
毎月の御講や行事のために宣照寺へ参詣を続けてこられた、
全ての方々の「足跡」の積み重ねこそが、
この20年間の歴史であり、その全ては

「お寺に行こう、宣照寺」

から始まったものばかりです。

私たちが今世でこの宣照寺に集い、堀田御住職の御指導のもと、
異体同心して広宣流布を目指し、精進するということは、
奇跡的な因縁であります。

嬉しい時も、つらい時も、ここ一番の勝負の時も、まずは宣照寺へ。

そして何よりも大事な折伏を実らせるためには、
私たち自身が進んで宣照寺に参詣し、
活気と充実感のあふれる命で生きることから始まります。

本日の20周年記念法要を機に、
ご自身も、ご家族も、そして大切な友人・知人にも、

「お寺に行こう、宣照寺」

を合言葉に、皆で宣照寺に集い、日蓮大聖人様の正しい仏法で、
社会や地域を明るく照らしていく幕開けとなる日といたしましょう。

以上、粗略ではございますが、祝辞とさせて頂きます。

本日は誠におめでとうございます。