講頭挨拶 令和7年(2025年)11月

皆様こんばんは(こんにちは)。
本日は、御報恩御講への御参詣、誠にご苦労様でございます。
先⽇、平安寺にて開催された広布推進会にて、
顕妙寺御住職 早瀬法詮御尊師から次のような御指導がございました。

「信心を相続することが大切な理由は三つあります。
一つは広宣流布のため、二つは先祖供養のため、
三つは一家和楽のためです。

真っ暗な家の中で、誰かが一本のろうそくに火を灯すと、
その一本分の明かりが広がります。
しかし、それを一人だけが灯すのではなく、
大勢の人が灯すと、世の中がとても明るくなります。
これが広宣流布なのです。

家庭も同じで、家族の誰か一人だけが信心に励むのではなく、
家族みんながろうそくを灯すように信心を実践すれば、
家全体が明るくなるのです。

大聖人様が仰せの通り、男は柱のような存在です。
人間は誰しも完璧ではなく、
完璧を求めすぎると息切れしてしまいます。
普段のことは多少いい加減でもよいかもしれません。
しかし、信心のことだけは決していい加減にしてはいけません。
家族のために残せるもの、残すべきものは何でしょうか。
お金や財産もあるでしょう。
しかし最も大切な、子供に残すべきものは「信心」です。

なぜなら、信心を相続した子供は、自分自身で功徳を積み、
ご本尊様から功徳をいただける人になるからです。

ですから、信心を子供に教え、相続させることこそが、
親が子に残してやれる最も大切な財産なのです。」

という御指導でありました。

今年も残り2ヶ月を切りました。
今一度、私たちの家族や親戚、友人、知人、自分の周りはみんな、
ろうそくを灯しているだろうか?と、振り返り、

まだろうそくを灯していない人がいたら、

ろうそくを灯したら明るくなるよ、ろうそくは宣照寺にあるよ!
ということを自分の言葉で伝え、御住職様のもとへお連れしましょう。

そして、本年度の折伏誓願目標を、必ず完遂いたしましょう。
風邪を引かないよう、お互いに体調管理を万全にし、
一年に一人が一人の折伏を、必ず達成いたしましょう。  以上