これまでの人生において、心残りはたくさんあります。
悔しい思いも後悔も、本当にたくさんあります。
誰でも心残りや悔いは少ないほうがいいと思っているでしょう。
全力でやりきって、納得できる、成功する。
そうした思い出で人生が彩られることを願います。
しかし、過去の心残りが今の自分を頑張らせていることもあります。
もう二度と後悔するまいと、必死にがんばっている人が大勢います。
悔しさは力になります。捉え方を変えて善用できれば、成長するためのすごい力になります。
私も、昔味わった悔しさや恥ずかしい記憶が原動力となって頑張れていることもあります。
師走に入り、本年も残すところ一か月。
これまでの心残りも悔いもひっくるめて、すべて信心に照らして、共々により良く信行につとめてまいりましょう。

