人生は思うにまかせぬことばかりであります。
「こうなりたい」
「こうしたい」
そう思えば思うほどに、叶わないことは増えていきます。
懸命に伸ばした手をパシッと叩かれ、それでも懲りずにまた手を伸ばす―。
ほしいものを手に入れたり、取り逃がしたり…その繰り返しが生きていくということなのかもしれません。
傍から見れば順風満帆のように見える人たちも、思うにまかせぬことを抱えています。
すべて思い通りに運ぶ人生はひとつもありません。
財産、肩書、所有するものがどんなに多くても、人は平等に老いて、やがて臨終を迎えます。それはどうしようもないことです。
だからこそ、思い通りにならないものと如何に向き合っていくか、
思うにまかせぬものに負けないで、どう生きるのかが何よりも大切です。
『崇峻天皇御書』にいわく、
「人身は受けがたし、爪の上の土。人身は持ちがたし、草の上の露。百二十まで持ちて名をくたして死せんよりは、生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ」
令和八年の年間方針ならびに年間実践テーマが発表されました。
【年間方針】
団結行動の年
【年間実践テーマ】
(1)真剣な勤行・唱題で折伏実践
(2)支部総登山と法華講講習会で人材育成
(3)活発な座談会と異体同心の団結で広布前進
令和八年につなげるべく、今月も共々に大聖人様の仏法を持ち、強盛な信心を貫いてまいりましょう。

